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化粧品OEMで毛穴ケア商品をつくる前に知っておくべき3つの毛穴タイプと対策

商品開発情報

こんにちは。化粧品OEM会社のエイジングケアコスメです。

スキンケア市場の中でも根強い人気を持つ「毛穴ケア」。
ですが、一口に“毛穴悩み”と言っても、毛穴の状態や原因は人それぞれで、当然ながら効果的なアプローチ方法も異なります。

化粧品OEMを検討されるお客様の中でも、「毛穴ケアで勝負したい」「毛穴に効く成分を入れたい」といったご相談は非常に多いものの、毛穴のタイプごとに必要な作用や訴求が変わってくるという点を正しく理解されている方は、意外と少ない印象です。

今回は、毛穴ケア化粧品の開発にあたり知っておきたい「毛穴の3タイプ」と、それぞれに必要な作用の違いについてご紹介します。

毛穴悩みの3タイプ

毛穴の状態は、大きく以下の3タイプに分類されます。

  1. 開き毛穴
  2. 詰まり毛穴
  3. たるみ毛穴

それぞれ原因や悩まれやすい年代、効果的なアプローチが異なるため、商品のコンセプトや成分設計、訴求ポイントも自然と変わってきます。以下でそれぞれの特徴と、必要な作用をご紹介します。

開き毛穴(皮脂分泌過剰タイプ)

特徴

皮脂の分泌が過剰になることで毛穴が開きっぱなしの状態に。特に10代〜20代前半の若年層に多く、テカリや化粧くずれの原因にもなります。頬やTゾーンなどに見られます。

効果的な作用

  • 皮脂分泌の抑制
  • 収れん作用(毛穴を引き締める)
  • 余分な皮脂を吸着・除去する作用

こうした作用がある成分や処方設計が求められます。

詰まり毛穴(角栓・黒ずみタイプ)

特徴

皮脂や古い角質が毛穴に詰まり、角栓を形成することで、毛穴が白っぽく見える状態から始まります。
時間が経つと、角栓の表面が空気に触れることなどの要因により酸化し、黒いポツポツへと変化します。
特に鼻やあごなどのTゾーンに多く、男女問わず悩む人が多いタイプです。

効果的な作用

  • 角栓の溶解・除去
  • ピーリング作用(古い角質の除去)
  • 毛穴詰まりを防ぐスムーズなターンオーバーの促進

洗浄系やピーリング系処方、酵素洗顔などの開発が有効です。

たるみ毛穴(エイジングケアタイプ)

特徴

年齢とともに肌の弾力が失われ、毛穴の周囲の皮膚がたるむことで毛穴が縦長に広がって見える状態。30代後半〜40代以上に多く、ファンデーションの毛穴落ちなどの悩みも増えてきます。

効果的な作用

  • コラーゲン・エラスチンの産生促進
  • ハリや弾力を与えるスキンケア
  • 肌全体の引き締め・リフト感の向上

エイジングケア処方を組み合わせることで、肌全体の印象も底上げできます。

※年齢に応じたお手入れのこと

ターゲットと毛穴タイプの整合性がカギ

毛穴ケアアイテムを開発する際に重要なのは、どの毛穴タイプに対してアプローチするのかを明確にすることです。
例えば「40代女性向けの毛穴ケア美容液」であれば、開き毛穴ではなく「たるみ毛穴」対策にフォーカスした方が、よりニーズに合った商品になります。

つまり、ターゲットと毛穴タイプの相性を正しく設計することが、商品開発成功のカギになります。

成分や処方は毛穴の種類で選ぶ

成分の選定においても、「毛穴にアプローチする成分」とひとくくりにせず、どの毛穴に、どんな作用を期待するのかを意識することが重要です。

当社は、お客様の希望を伺った上で、ターゲット層・毛穴の種類・使用感・ブランドの方向性などを総合的に考慮し、処方を組み立てていきます。
このとき、あいまいな訴求や“全部入り”を狙うより、ひとつの毛穴タイプに絞った方が伝わりやすく、差別化にもつながります

毛穴ケアアイテムを検討中の方へ

「毛穴に効く商品を作りたい」という想いはとても魅力的ですが、
毛穴の種類に応じた作用や成分の違いを理解し、的確な訴求ポイントを定めることが成功への近道です。
また、近年のユーザーは情報に敏感なため、「なぜこの成分なのか」「どんな悩みに向いているのか」が明確であることも大切です。

私たちは化粧品OEMのパートナーとして、
企画の段階から毛穴タイプやターゲットに合わせたご提案が可能です。

まずはお気軽に無料相談をご利用ください。
一緒に、伝わる・売れる毛穴ケアアイテムを形にしていきましょう。