こんにちは。化粧品OEM会社のエイジングケアコスメです。
乾燥は、年齢、季節、生活環境を問わず、多くの人が直面する普遍的な肌悩み。
だからこそ、乾燥対策をテーマにした商品開発は非常に幅広い可能性を秘めています。
しかし、単に「乾燥向け化粧品を作りたい」というだけでは、競合との差別化は難しいのが現実です。
重要なのは、どの切り口から乾燥という悩みにアプローチしていくかということ。
掘り下げ方次第で、ブランドコンセプト・ターゲット層・選ぶべき成分が大きく変わってきます。
ここでは、乾燥ケアの開発において考えられる4つの方向性を紹介します。
これから商品開発を検討される方に、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
1.ターゲット層別に掘り下げる

乾燥悩みといっても、年齢やライフスタイルによって肌状態は大きく異なります。
ターゲット層を明確にすることで、よりリアルなニーズに応える製品設計が可能になります。
たとえば、
20代女性 | 乾燥しながらも皮脂が出やすく、ニキビもできやすい。ライトな保湿+鎮静成分が求められる。 |
30代女性 | 乾燥によるキメの乱れや、初期エイジングサイン(小じわ)が気になり始める。ハリ・弾力成分との組み合わせが有効。 |
40代女性 | 乾燥が慢性化し、たるみや深いシワも併発。濃厚な保湿、バリア機能サポートが必須 |
このように、ターゲットの「年齢」や「ライフステージ」を絞り込むだけでも、開発する商品の方向性はガラリと変わります。
2.季節・環境別に掘り下げる

乾燥は季節や生活環境とも深く結びついています。
この視点からアプローチすることで、季節性商品や限定商品の企画にもつなげられます。
たとえば、
冬の乾燥 | 気温・湿度低下によりバリア機能が低下。濃密クリームやバームタイプが求められる。 |
春の乾燥 | 花粉や大気汚染による肌荒れリスクも加わる。バリアサポート型の軽やかな保湿が人気。 |
夏の乾燥 | エアコンによる室内乾燥。ベタつきたくない心理を考慮し、さらっとしたジェルやミストが好まれる。 |
秋の乾燥 | 夏の紫外線ダメージ後、肌力が低下。保湿+肌を整える成分がポイントに。 |
このように、環境要因に応じた乾燥対策を提案することで、年間を通して使えるブランド設計も可能になります。
3.成分別に掘り下げる

乾燥対策において、どの保湿成分を主役に据えるかも大きなポイントです。成分選定は、ブランドイメージや訴求メッセージにも直結します。
主な成分例
セラミド | 細胞間脂質を補い、バリア機能をサポート。敏感肌向け処方にも最適。 |
アミノ酸 | NMF(天然保湿因子)に近い。肌にやさしくなじみ、ターンオーバーをサポート。 |
スクワラン | 皮脂膜に近い成分で、べたつかずしっとり保湿。オイルなのに軽いテクスチャーが魅力。 |
ヒアルロン酸 | 高い保水力を誇り、みずみずしいハリ肌を演出。 |
植物エキス(アロエ、カモミールなど) | 自然派・ナチュラル志向のブランドに最適。 |
このように、成分の選び方次第でブランドの方向性を鮮明に打ち出すことができます。
4.乾燥レベル別に掘り下げる

乾燥と言っても、その深刻度は人それぞれ。乾燥レベルに応じた商品ラインナップを考えるのも有効な戦略です。
例
たまにかさつく | みずみずしいジェル美容液やさっぱり乳液で水分補給。 |
慢性的なカサつき、つっぱり感 | しっとりタイプのクリームやミルクで油分も補給。 |
かなり乾燥 | バリア機能を高めるリッチなクリーム、密封型オイルバームなどで徹底保護。 |
「お客様一人ひとりの乾燥レベルに応じたアプローチ」を提案できれば、きめ細やかなブランド設計が可能になり、顧客満足度も向上します。
このように、乾燥対策の開発アプローチは無数に広がっています。
ターゲット、季節、成分、乾燥レベル――
どの切り口から掘り下げるかで、貴社ブランドの方向性や打ち出し方はまったく異なるものになります。
そして、ターゲット設定から商品コンセプト設計、処方開発に至るまで、
貴社の理想をかたちにするための伴走者として、私たちが全力でサポートいたします。
「まだイメージが漠然としている」
「こんな肌悩みに応える商品を作りたい」
そんな段階でも、どうぞご安心ください。
まずは無料相談をご活用ください!
私たちは、ヒアリングから課題整理、方向性のご提案まで、無料でサポートいたします。
相談はもちろん無料。アイデアの段階から、お気軽にご相談いただけます。
乾燥ケア商品開発にご興味がある方は、ぜひ今すぐ無料相談へお申し込みください。
無料相談のよくある質問
Q. まだ企画段階ですが、相談して大丈夫ですか?
A. もちろん大歓迎です!
「こんな商品を作りたい」という漠然としたイメージからでも、丁寧にヒアリングを行い、ターゲット設定やコンセプトづくりのお手伝いをいたします。
Q. 相談すると、必ず製品を作らないといけないのでしょうか?
A. いいえ、そんなことはありません。
無料相談では、まず開発に必要な流れやスケジュール感、費用イメージをご説明いたします。ご納得いただいた場合のみ、次のステップへ進みますのでご安心ください。
Q. どのような準備をしておけばいいですか?
A. 事前確認シートをお送りしますので、そちらにご記入いただけるとスムーズです。
事前確認シートは、お客様により具体的なご提案をさせていただくためのアンケート形式になっています。お手数ですが、簡単にご回答いただければ、最適なアプローチをご提案いたします。
Q. オンライン相談もできますか?
A. 無料相談はオンラインのみ(Zoomなど)で受け付けておりますので、ぜひお気軽にご利用ください。
乾燥ケア開発は、”ターゲット設定”と”コンセプト設計”がカギ。
どんな小さな悩みやアイデアも、未来のヒット商品につながる可能性を秘めています。
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