化粧品OEM売れないを突破するブランド再構築のヒント

商品開発情報

こんにちは。化粧品OEM会社のエイジングケアコスメです。

売れ筋だった商品が、ある日を境に売れなくなる。長年ブランドを支えてきた柱のような商品が、少しずつ動かなくなり、数字が右肩下がりに。そんな状況に、あなたは今、直面しているかもしれません。

「このままで大丈夫だろうか」
「次の一手が浮かばない」
「でも、何を変えたらいいのか分からない」

この記事では、そんな停滞の中にいる方にこそ読んでいただきたい、ある一冊の本と、それにまつわる私自身の経験、そして“変わりはじめるためのヒント”をお届けします。

売れなくなったのは商品のせいだけではない

「チーズはどこへ消えた?」という本をご存知でしょうか?

変化に対する人の向き合い方を描いたこの寓話は、出版から20年以上経った今でも多くの経営者やビジネスパーソンに読み継がれています。物語に出てくる“チーズ”は、「成功」「豊かさ」「安心」など、人によって意味はさまざまです。

たとえば、あなたにとっての“チーズ”は、「かつて売れていた主力商品」かもしれません。

でも、この物語が教えてくれるのは、「そのチーズは、ある日突然なくなることもある」という現実と、「それでも動き出すことの大切さ」なのです。

主力が売れないという焦りと不安

以前、私はある通販会社に勤めていました。
そのブランドは、ある主力商品によって長く支えられており、「これさえあれば大丈夫」という安心感すらありました。

しかし、あるときから少しずつ、でも確実に売上が下がりはじめたのです。
広告費を増やしても反応は鈍く、リピーターも減少。さまざまな施策を打っても、流れを変えることはできませんでした。

要因はいくつもありましたが、いちばん大きかったのは、市場に類似品が増え、私たちの商品が埋もれてしまっていたこと。かつての「強み」が、今では“当たり前”になっていたのです。

まさに、そこにはもう「チーズがなかった」のです。

新ブランド立ち上げという決断

そこで私たちは、「変わる」ことを選びました。

・誰に向けて届けたいのか
・どんな悩みに寄り添うのか
・市場の中で、どんなポジションを取るのか

ゼロからブランドを再設計し、OEMメーカーと試行錯誤を重ねながら、新たなラインナップを構築していきました。

正直に言えば、最初から順風満帆だったわけではありません。
少しずつお客様の反応を見ながら軌道修正を重ね、徐々に定番アイテムへと育てていったのです。

そして気がつけば、新ブランドが会社の柱になっていました。

変化に寄り添うパートナー

売れなくなってしまった主力商品に固執してしまうのは、決して悪いことではありません。
むしろ、それだけ愛着と情熱を持って育ててきた証だと思います。

でも、「これしかない」と思い込むことで、次のチャンスを遠ざけてしまうこともあるのです。

私たちOEM会社は、ただモノを作るだけではありません。

これらを通じて、「次のチーズ」を一緒に探すパートナーでありたいと考えています。

こんな兆しは見直しのサイン

もし今、こんな変化を感じていたら、それは「そろそろ次の一歩を踏み出すタイミング」かもしれません。

一つでも当てはまるものがあれば、現状維持よりも「一歩外に出る」ことを選んでみてください。新ブランドを立ち上げるのは、大きな決断です。でも、それをひとりで抱え込む必要はありません。

私たちは、現状の棚卸しから商品開発まで、一歩ずつ一緒に考えることを大切にしています。OEM経験が初めての方にもわかりやすくご説明し、無理のないスケジュールでご提案いたします。

売れない状況はつらいものです。でもそれは、「終わり」ではなく「変わるチャンス」が来ているサインかもしれません。

『チーズはどこへ消えた?』のように、変化に勇気をもって飛び込んだ先に、新しいチーズが待っているかもしれない。もし今、少しでも「動きたい」と感じているなら、その気持ちこそがスタートラインです。私たちは、あなたの新しい挑戦を心から応援しています。