「自分の化粧品ブランドを立ち上げたいけれど、どこから始めればいいのかわからない」
そんな声をよくいただきます。
実は、化粧品ブランドの成功に欠かせないのは 商品の品質 だけではありません。
「なぜそのブランドをつくったのか」というストーリーがあることで、消費者の共感を得て、長く愛されるブランドに育っていくのです。
今回は、化粧品ブランド設計に欠かせない「ストーリーづくり」の考え方を解説し、さらに整理に役立つ「ブランドストーリー設計チェックリスト」もご用意しました。
なぜブランドにストーリーが必要なのか?

市場には、成分や価格が似たような商品が数多く存在しています。
そんな中で選ばれるブランドになるには、他にはない「背景」や「想い」を伝えることが重要です。
例えば、
- 肌トラブルに悩んだ自身の体験から生まれたブランド
- 環境負荷を減らすことを使命に掲げるブランド
- 大切な人に安心して使ってもらいたいという想いから誕生したブランド
こうしたストーリーは、ただの化粧品を「自分ごとにできるブランド」へと変えてくれます。
ストーリーがあるブランドとないブランドの違い

機能だけを訴求した場合
「高保湿成分ヒアルロン酸を贅沢に配合。肌にうるおいを与え、乾燥を防ぎます。」
→ 機能や品質は伝わりますが、他社の商品と差別化しづらく、消費者は価格や容量で比較してしまいます。
ストーリーを持つ場合
「幼いころ、乾燥と敏感肌に悩んでいた開発者。どんなクリームを試しても合わず、夜も眠れない日々が続きました。『同じ悩みを持つ人に、安心して使えるものを届けたい』そんな想いから研究を重ね、やっと完成したのがこのクリームです。『粉がふかなくなったよ』試した母も笑顔を見せてくれたとき、このブランドの原点が生まれました。」
→ ただの「保湿クリーム」ではなく、「人の想い」や「背景」があることで共感が生まれ、心に残るブランドへと変わります。
例えるなら、
- 機能だけの製品は、無機質なスペック表のスマートフォン。
- ストーリーのある製品は、「大切な家族の笑顔を残したいから選んだカメラ付きスマートフォン」。
機能は真似されても、ストーリーは唯一無二の資産。
だからこそ、ブランドづくりにはストーリー設計が欠かせないのです。
ブランド設計で押さえるべきポイント

ストーリーづくりを始める前に、ブランド全体を設計しておくと方向性がブレにくくなります。
- ターゲット設定
誰に届けたいのか?年齢、性別、ライフスタイル、悩みを明確に。 - ブランドコンセプト
提供する価値や、他社との差別化ポイントを一言で表す。 - ストーリー
ブランドを立ち上げたきっかけや想いを物語として整理する。 - デザイン
ネーミング世界観を表現する色・雰囲気・言葉選び。
ブランドストーリー設計チェックリスト

このシートは、化粧品ブランドを立ち上げたい方のための「ストーリー設計シート」です。
ブランドの方向性や想いを整理し、商品やプロモーションに一貫性を持たせるためにご活用ください。
チェックリスト
1.ブランドの目的
2.ターゲット設定
3.ブランドコンセプト
4.ブランドストーリー
5.デザイン・ネーミング
6.ブランドの使命
ストーリーを形にしたい方や、実際の商品化まで見据えている方には、無料相談も行っています。
- 「商品化の流れを具体的に教えてほしい」
- 「OEM企画開発コンサルでどんなサポートが受けられるのか気になる」
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください!
まずはお気軽にご相談ください!
「まだ決めきれていないけど、話だけ聞いてみたい」そんな方も歓迎です。
無理な営業は一切ありませんので、まずはお気軽にご相談ください。